NEWS ROOM

2019.04.08

株式会社JOLED:
株式会社JOLEDへの追加出資について

・印刷方式有機ELディスプレイの開発・製造・販売を行うJOLEDに追加出資
・JOLEDは世界で初めて印刷方式有機ELディスプレイの量産化体制を構築
・高画質、薄型・軽量などの特長から、車載、医療、航空など様々な分野での採用が見込まれる

株式会社INCJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、このたび、有機ELディスプレイを開発・製造・販売する株式会社JOLED(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義、以下「JOLED」)に対し、同社の新たな事業展開を推進するための成長資金投入を決定し200億円の追加出資を行いました。また、今回のラウンドでは、INCJに加えて、ソニー株式会社、NISSHA株式会社も出資を行います。

JOLEDは、有機ELディスプレイの量産開発加速および早期事業化を目的として、ソニー株式会社、パナソニック株式会社の有機ELディスプレイの開発部門を統合し、2015年1月に設立されました。同社の独自製造技術をもって生産される印刷方式有機ELディスプレイは、蒸着方式に比べ「多品種少ロット生産」にも対応が可能で、中型サイズのディスプレイを安定的かつ高効率に生産できる技術です。用途としては、車載や医療用モニター、ハイエンドモニターなど様々な分野での採用が見込まれています。JOLEDでは、今回の増資を含めた資金調達により、世界で初めて印刷方式有機ELディスプレイの量産化体制を整え、2020年の稼働開始を目指します。

INCJでは、設立時の出資に加え、株式会社ジャパンディスプレイから取得した能美工場の譲渡など、JOLEDが培ってきたグローバルレベルでの競争力を持つ印刷方式有機ELディスプレイの事業化を支援してきました。このような高付加価値有機ELディスプレイを世界に先駆けて開発・量産することは、国内の材料・ディスプレイ・最終セット製品メーカーという業界全体の競争力強化にもつながるものと考えており、INCJは今後も引き続きJOLEDの事業展開を支援していきます。

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