NEWS ROOM

2010.08.25

エナックス株式会社:
「ラミネート式リチウムイオン電池のフロンティア企業に投資」を決定

~エナックス株式会社の産業用事業拡大に向けた増資引受を通じて、日本のリチウムイオン電池産業の競争力強化を支援~


株式会社産業革新機構(以下「INCJ」)は、ラミネート式リチウムイオン電池のフロンティア企業であるエナックス株式会社(以下「エナックス」)の第三者割当増資を引受け、35億円の投資を行うことを決定いたしました。

エナックスの中核技術は、現在民生用途(携帯用機器、医療機器等)で普及している円筒型とは異なるラミネート式(LSB:Laminated Sheet Battery)技術で、大型化を通じた大容量化が期待されています。また、多数のメーカーとの共同開発を通じて、安全性・充放電性能を高め、業界においてユニークなポジションを築いております。

リチウムイオン電池市場は、現在注目されている電気自動車・ハイブリッド自動車(EV/HEV)等の移動体用途のみならず、今後、産業用・住宅用・系統用の市場が急拡大することが期待され、エナックスはまず産業用市場でニッチアプリケーションを開拓し、グローバル展開を行うことを計画しています。

INCJは、日本のリチウムイオン電池産業の競争力強化を目指しております。その一環として、INCJは本投資を通じて、エナックスの産業用途向け大容量リチウムイオン電池の開発と量産体制の確立を支援し、社内体制の整備及び積極的な外部人材の活用を通じたマネジメント体制の強化と、関係企業とのオープンイノベーションの推進を目指します。

PDF(ニュースリリース)

HOME
企業情報
事業情報
NEWS ROOM
投資実績
お問い合わせ