NEWS ROOM

2019.07.18

株式会社エクサウィザーズ:
高いAI技術で社会課題の解決を目指す株式会社エクサウィザーズへの追加出資について

・高いAI技術により超高齢社会や労働力人口の減少などの社会課題の解決を目指す
・介護や人事領域において社会保障費の削減や生産性向上に貢献
・分野にとらわれず様々な領域で事業を拡大し継続的な課題解決を行う

株式会社INCJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、株式会社エクサウィザーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下「エクサウィザーズ」)に対し、同社の事業展開を推進するための成長資金として、10億円を上限とする追加出資を行うことを決定し、同額の出資を実行しました。また、INCJに加えて、PERSOL INNOVATION FUND 合同会社、D4V1号投資事業有限責任組合、SOMPOホールディングス株式会社、Scrum Ventures、SMBCベンチャーキャピタル株式会社も同社への出資を行い、エクサウィザーズの本資金調達ラウンドでの資金調達総額は15.8億円となりました。

エクサウィザーズは、超高齢社会の到来や労働力人口の減少に代表される社会課題を、高いAI技術を用いて解決することを目指すベンチャー企業です。Care Tech(介護)およびHR Tech(人事)を事業の柱としてスタートし、介護領域では、認知症ケア技法「ユマニチュード®」とAIを組み合わせた独自のサービスの開発を進めています。人事領域でも、AI技術を用いて人事業務の効率化や働き手一人ひとりの生産性向上を支援するサービスが多くの大手企業に採用されるなど、順調に事業が進捗しています。2018年以降は上記二領域に加えて新たにMed Tech(医療・製薬)、Fin Tech(金融)、Robot Tech(ロボット)、Security Tech(セキュリティ)の分野に事業領域を拡大しています。

エクサウィザーズは、様々な産業におけるAI活用の可能性を検証しながら、その中で見出された有望領域においてAIプロダクトを開発・提供するモデルで事業の成長を加速しています。高い技術力を持つエンジニアを多数擁しており、多様なデータを組み合わせたAIによる解析が可能であることや、各分野に精通した人材を事業部に配置しており、顧客の抱える課題に対して単なる分析結果の提示にとどまらず、改善策の提案等も含めた一気通貫したAIソリューションの提案が出来ることを強みとしています。今後も、既存の事業領域にとどまらず、顧客とのPoC(概念実証)の取り組みを通じて見出したAI活用の有望領域において、プロダクトの開発を推進しながら事業を拡大していく予定です。

INCJは、2018年3月にエクサウィザーズに対して3億円を上限とする支援を決定、同額の出資を実行し、社外取締役を派遣するほか、行政機関への紹介や顧客候補企業等の紹介をはじめとした様々な経営支援を行ってきました。INCJの出資以降、同社は順調に事業規模を拡大し、優秀なAI人材の採用など体制構築も進展してきました。このような実績を踏まえ、INCJは同社が特定のインダストリーに限定せず、今後さらに対象領域を拡大し、AIに関する知見の蓄積やAIプロダクトの開発を推進していくための成長資金として、10億円を上限とする追加支援を決定しました。INCJは、エクサウィザーズのAIを活用した生産性向上や新規サービスを通じた付加価値の創出が、様々な領域における社会課題の解決に貢献することを期待しています。

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