NEWS ROOM

2019.10.15

ユニファ株式会社:
ユニファが「スマート保育環境整備」に向けた有識者による講演会を実施

2019年10月9日に、INCJの投資先であるユニファ株式会社が「少子化・人口減少時代に考える、変化する保育のあり方とこれから選ばれる・選ぶべき保育園とは?」と題した講演会を実施しました。

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ユニファは、保育施設や保育士の不足が依然として大きな社会課題である中、保育所に対して、IoTやAIを活用して効率化を図る業務支援サービスを提供しています。保育士の負担を軽減し、十分に子どもと向き合う環境を整えるなど、保育の質的向上を支援しています。

講演会では、保育施設におけるIoT 導入の最新事情など「スマート保育」の可能性について共有・議論されました。

冒頭、内閣府 子ども・子育て本部(少子化対策担当)南順子参事官より日本における少子化の現状や、国の少子化対策の歩みなどについて説明がありました。「ユニファのようなIoTやAIなどの最新技術を導入した取り組みは、保育士の負担軽減だけでなく、全ての人の育児負担の軽減につながる。政府として応援していきたい」と述べました。

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続いて、株式会社パパスマイルの永田代表取締役が「今、求められるベビーテックとは」というテーマの講演を行いました。

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次に、ユニファの土岐社長がモデレーターを務め、白梅学園大学大学院特任教授 無藤先生と玉川大学教授・日本保育学会副会長 大豆生田先生によるトークセッションが実施されました。「幼保無償化が始まり、何が起きるのか」「保育はどう変わるべきなのか」という2つのテーマについて専門家の視点から議論されました。

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「幼保無償化が始まり、何が起きるのか」という問いに対して、大豆生田先生は、「幼児教育の無償化は、乳幼児期教育を義務教育に準ずる無償教育として、乳幼児期にどの子も質の高い教育を受けられることを保証することが目的。少子化対策・子育て支援と相まって、本来の目的が見失われないようにしていくことが重要。」と述べました。

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無藤先生は、「保育の質の定義は様々な議論があるが、質を保証するには、まずは最低限のマニュアルを守ること、次に保育指針等を保育士が学習できる環境を整えること、そして日々の保育を記録に基づいて見直していくことが大切であると考える。特に3点目、記録に基づき保育内容をより良くしていくには、ユニファのような記録ツールが役立つ」と述べました。

「保育はどう変わるべきなのか」という問いに対して、大豆生田先生は、「質の高い教育(主体的かつ対話的で深い学びを得る)を実現するには、記録と振り返りが重要であることが実証されている。現場にドキュメンテーションを導入することは大変なように感じるが、記録ツールとしての写真記録は非常に有効である。写真記録は単に記録を取るだけでなく、保護者との対話を促す効果がある。さらに、保育計画の作成、監査対応等、記録を一元化することで、保育士の省力化と保育の質の向上はともに実現できるようになる。」と述べました。

最後に無藤先生は「保育は、人が関わることを大事にしながら、 ICTが、よりよい保育を実現するための当たり前のものになる」、大豆生田先生は、「ICTに対する抵抗や手書きが良いという文化は、一度ICTを導入すれば理解される。保育業界だけでやろうとせず、保護者、地域、企業を巻き込んで、ICTの導入が日本の未来への投資であるというムーブメントを拡げていくことが重要である」と述べました。

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会の最後には、ユニファの土岐社長より、ユニファの事業を紹介。ユニファは今後、スマート保育園のモデル園を全国で展開する予定です。

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