NEWS ROOM

2012.07.25

リプレックス株式会社:
写真プラットフォームサービス開発ベンチャーへの投資を決定

株式会社産業革新機構(以下「INCJ」)(東京都千代田区、代表取締役社長 能見公一)は、写真関連サービスguPix (以下「guPix」)などを運営するリプレックス株式会社(以下「Ripplex」)(東京都渋谷区、代表取締役 直野典彦)からの第三者割当増資の引受を決定し、総額7億円の投資枠の内、約4億円の投資を実行しました。尚、Ripplexは、INCJに対する今回の増資とあわせて、リード・キャピタル・マネージメント株式会社(東京都千代田区:代表取締役社長 谷本徹)と株式会社環境エネルギー投資(東京都品川区:代表取締役 河村修一郎)の双方に対して、それぞれ5,000万円、合計1億円の第三者割当増資も行う予定です。

世界の写真関連市場はスマートフォンの急速な普及と、これに付随する多くの写真関連アプリケーションの登場に伴い、従来のデジタルカメラ、PCを中心とした撮影、利用から大きく変化してきております。

7月4日にRipplexが提供を開始した写真プラットフォームサービス「guPixTM」(グーピックス)は、パソコン、スマートフォン、メモリカード、クラウドストレージなどに分散したすべての写真を全自動で同期し、利用者にパソコン、スマートフォンやタブレットなどの手持ちのすべての端末からの、すべての写真の閲覧および利用を可能とする革新的なソフトウェア・アプリです。現在協議中の国内外のデジタルカメラ、携帯電話などの各種機器メーカー、携帯電話事業者などとの協業を通じ世界各地でのユーザー獲得を目指します。

Ripplexの主要経営メンバーは、NASDAQ上場企業の本社副社長を歴任した代表の直野氏をはじめとして、グローバルでのビジネス経験を豊富に有しております。2006年に創業された後、総合ウェブ年賀状サービス「ウェブポ」をはじめとしたプラットフォーム型のインターネットサービスの開発、運営を行ってきました。

INCJは、「guPix」の継続的開発及びサービス運営の必要資金を供給するとともに、社外取締役の派遣、開発協力体制の構築等の経営面でのサポートを行います。

また、開発協力体制の構築の一環として、シリコンバレーや東京にオフィスを持つデザインとイノベーションにおける有力デザインコンサルティングファームであるIDEO社等の外部エキスパートとの協業を支援し、グローバルで受け入れられるサービス開発を推進していきます。

INCJとしては、本件投資により、①急速に構造変化が進むCE(Consumer Electronics)分野において現時点で趨勢が確定されていない静止画・動画の領域で、"Global Platform" (世界中でユーザーに幅広く使われる基盤的サービス)を狙える可能性の追求、②主として米国企業の独占しているネットサービス分野で、日本語・日本市場の域を出られず"Global Platform構築競争"から取り残されている、という国内の主要インターネット企業が直面している現状の打破、③国内VC業界が構造的に抱えている資金制約面での課題に対し、「立上に十分な必要資金の支援」を通じての対象会社の飛躍的な成長の実現、を企図しています。

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