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2018.06.14

株式会社中山アモルファス:
株式会社中山アモルファスへの支援決定の撤回について

株式会社産業革新機構(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、アモルファス金属を使用した応用製品の設計、製造、販売を行う株式会社中山アモルファス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:倉橋隆郎、以下「中山アモルファス」)が、臨時株主総会において解散の決議を行い、産業競争力強化法(平成25 年法律第98 号)に定める特定事業活動を行わなくなったため、同法第100 条第1 項第1 号に基づき、同社への支援決定を撤回しました。

1.対象事業会社
株式会社中山アモルファス
・設立      :2013年4月
・代表者     :倉橋 隆郎
・所在地     :大阪府大阪市
・事業内容    :アモルファス金属の製造およびアモルファス金属を使用した応用製品の設計、製造、販売

2.支援決定概要
・支援決定金額    :20億円(初回投資:13億円、追加投資:7億円、いづれも上限)
・実投資額      :9.56億円(初回投資:8億円、追加投資:1.56億円)
・共同投資家     :株式会社中山製鋼所
・株式保有割合    :非公表
・支援決定公表日   :2012年11月30日 https://www.incj.co.jp/news/assets/1417680064.01.pdf
・追加投資決定公表日 :2016年8月22日 https://www.incj.co.jp/news/2016/20160822.html
・投資ストラクチャー図:https://www.incj.co.jp/performance/upload/docs/1471838267.02.pdf

3.経緯

中山アモルファスは、株式会社中山製鋼所(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:箱守一昭)からアモルファス金属事業を切り出し、2013年4月に設立されました。アモルファス金属は、原子が通常の金属のように規則的に配列していない非晶質であり、溶融した金属を急速冷却することで生成されます。通常の結晶構造を有した金属材料と比較して、高い耐食性、耐摩耗性、軟磁性を有しています。INCJは、中山アモルファスが独自技術により開発したアモルファス金属の特性を活かした製品が、新たな分野やアプリケーションの創出に繋がる可能性に期待し、2012年11月に成長資金として合計13億円を上限とする支援を決定、うち8億円の投資を実行し、社外取締役を派遣するなど経営面でのサポートを行ってきました。その後、2016年8月に新たな成長資金として合計7億円を上限とする支援を決定し、うち1.56億円の追加投資を実行。両出資においては、あらかじめ投資契約で定めたマイルストーンを設定しています。

中山アモルファスは、アモルファス金属を活用したトルクセンサ事業、燃料電池事業、建築材など防食・耐食事業の三事業を軸に、各分野の大手事業会社との共同開発を進め、溶射被膜事業は実用化に至りました。しかしながら、量産のための製造技術や事業開発における課題など、当初の計画通りに事業が進捗せず、企業としての継続が困難になりました。

事業化には至らなかったものの、同社が開発した独自の製造技術は、新たな製品や市場を開拓する可能性が見込まれることから、三事業を他の事業者に継承することになり、トルクセンサ事業と燃料電池事業は臼井国際産業株式会社(本社:静岡県駿東郡、代表取締役社長:星野俊彦)に、建築材など防食・耐食事業は吉川工業株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:吉川和良)にそれぞれ譲渡したのち、同社を解散することになりました。

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