お知らせ

2017.06.30

レナセラピューティクス株式会社:
レナセラピューティクス株式会社への追加投資について

株式会社産業革新機構(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、ヘテロ核酸技術の事業化を行うレナセラピューティクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木潤、以下「レナセラピューティクス」)に対し、同社の事業展開を推進するための資金として、3億円を上限とする追加投資を行うことを決定し、今後段階的な出資を予定しています。また、既存株主である株式会社ケイエスピーも追加投資を行うほか、今回あらたに株式会社日本触媒も同社への出資を行います。

レナセラピューティクスは、東京医科歯科大学の横田隆徳教授らが開発した、核酸医薬技術であるヘテロ核酸技術を実用化する大学発ベンチャー企業で、2015年1月に発足しました。ヘテロ核酸技術はDNAとRNA(リボ核酸)の2本鎖にドラッグデリバリー機能を有する分子を結合させることにより、様々な組織への薬物送達を可能にします。レナセラピューティクスは、設立以降、ヘテロ核酸技術を創薬基盤技術として製薬会社と共同研究契約を締結するなど、実用化に向けた開発を加速しています。

今回の追加出資は、創薬基盤技術の継続した研究と、製薬会社との共同研究による事業開発のために供されます。

2015年8月に発表しているとおり、INCJはレナセラピューティクスへ出資するとともに、社外取締役の派遣や経営サポートなどを通して、支援を行ってきました。レナセラピューティクスが、ヘテロ核酸技術を創薬基盤技術として実用化レベルまで開発し、製薬企業への技術ライセンスや医薬品候補のライセンス提供を通してアンメットメディカルニーズの充足に貢献するとともに、アカデミア発ベンチャー企業のモデルケースとなるよう、引き続きサポートしていきます。

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