2010.11.01
日本インター株式会社:
「パワーデバイス専業メーカーである日本インター株式会社への投資」を決定
~低炭素社会の実現に向けた電気エネルギーの効率的な利用の鍵を握る、パワーデバイス領域の戦略的な合従連衡(オープンイノベーション)を推進~
株式会社産業革新機構(以下「INCJ」)は、日本インター株式会社(以下「日本インター」)の第三者割当増資を引受け、35億円を投資することを決定しました。
パワーデバイスは、低炭素社会の実現に向け、電気エネルギーの効率的な利用を推進するグリーンイノベーションの鍵を握る成長領域の一つです。日本企業が技術的優位性を有していますが、日本の新たな成長領域として確立するためには、先端製品開発とコスト競争力強化に取り組むための、戦略的な合従連衡(オープンイノベーション)が不可欠な領域です。
日本インターは、国内では数少ないパワーデバイス専業メーカーの一つです。海外ビジネスに長けた経営体制の下、世界シェアの高い製品と最先端設備を有し、成長に向けた合従連衡にも積極的です。
INCJは、本投資を通じて、最先端設備の増強、製品ラインナップの拡充、先端技術製品の共同開発に必要な資金を供給します。また、外部人材活用等を通じてマネジメント体制を強化します。中長期的には、本事業を起点として、国内外のパワーデバイスメーカーとの段階的な再編を目指します。