NEWS ROOM

2010.05.11

豪州水道事業会社(TRILITY):
「本邦初の官民連携による豪州水道事業会社の買収」を決定

三菱商事株式会社(代表取締役社長:小島 順彦、以下、「三菱商事」)、株式会社産業革新機構(代表取締役社長:能見 公一、以下、「産業革新機構」)、日揮株式会社(代表取締役会長兼CEO:竹内 敬介、以下、「日揮」)及び Manila Water Company, Inc(以下、「MWC社」) は、英国United Utilities社(以下、「UU社」)と、同社が保有する豪州の水道事業会社United Utilities Australia Pty Limited社(以下、「UUA社」)及び関連会社の株式を100%買収することに合意しました。尚、合意した企業価値は225百万豪ドルとなります。(株式取得金額:176百万豪ドル、継承する債務:49百万豪ドル)
本件は、産業革新機構が参加することにより、本邦初の海外水ビジネスにおける官民連携案件となります。

UU社は、英国において約700万人に給水する英国最大手の水道事業会社で、1991年にUUA社を設立、現在UUA社は豪州において、上下水道、海水淡水化、工業排水処理、再生水など14の事業を行い、約300万人に給水を行なっています。

今後、三菱商事、産業革新機構、日揮及びMWC社は、豪州に新会社を設立し、UUA社の14事業を承継、豪州における水ビジネスの展開に邁進していく予定です。海外水事業の展開も含め、新会社が世界の水市場における日本の民間企業・公的組織の、技術・ノウハウを結集したプラットフォームとなることも期待しています。

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