投資先情報

支援決定のお知らせ

Chaucer Food Group
公表日:2016.12.02 産業革新機構は永谷園ホールディングスと共同で 英国のフリーズドライ食品メーカーを買収PDFファイル

株式会社産業革新機構(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、株式会社永谷園ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:永谷泰次郎、以下「永谷園」)と共同で、英国のフリーズドライ食品メーカーChaucer Food Group(以下「Chaucer」)の親会社であるBroomco (3554) Limited(本社:North Humberside UK、CEO:Andrew James Ducker、以下「Broomco」)の株式を取得することに合意しました。本合意に基づき、INCJはUS$45百万を上限とする出資を行うことを決定しました。
 
 永谷園は、1953年の創業以来、お茶づけ製品等のロングセラー商品の他、麺やフリーズドライ商品など即席食品を主力とする食品メーカーとして発展してきました。フリーズドライについては、お茶づけ製品の具材である鮭フレークに始まり、近年ではブロックタイプのお茶漬けやみそ汁、甘味類など幅広いラインナップで商品を展開しています。
同社では、今後の持続的な発展と企業価値向上のためには、事業領域のより一層の拡大が必要であると判断し、国内外における新規事業への取り組みや新しいカテゴリー、新しい販売チャネルへの開拓に積極的に挑戦しています。

買収の対象であるChaucerは1980年に英国で創業した食品メーカーで、果物・野菜・乳製品のフリーズドライ技術とパン製品の開発を行っています。グローバルに調達した材料をもとに、欧米・中国の生産拠点でフリーズドライ商品やパン製品を生産し、海外大手の食品・飲料メーカーの各地域の生産拠点に供給するなど世界規模で事業を展開しています。

フリーズドライとは、食品を急速凍結し、さらに真空乾燥させる製法です。食材の食感や味わい・色彩の再現性が高く、また長期保存が可能なことから利便性も評価され、さらに健康志向の高まりなどを背景に、その製法で生産された食品のニーズが世界的に高まっています。

今回の共同買収では、永谷園とChaucer各々が保有する先進的なフリーズドライ技術を持ち寄ることで新たな商品の共同開発が可能になること、さらにChaucerのグローバルなチャネルを活用して顧客の拡大や拡販が期待できるなど、新たなシナジーの創出が見込まれています。

 INCJは、国内市場を中心に事業展開していた企業が、海外企業の技術や資産を活用することで新たなシナジー効果を生み出し、将来に向けた持続ある成長のための新たなビジネスモデルを展開していくことを様々な面から支援します。企業や技術、アイデアなどの既存の枠を超えることで生まれる、新たなイノベーションの実現を目指します。
2016.12.02 投資スキーム図(Chaucer Food Group )PDFファイル

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