投資先情報

支援決定のお知らせ

KBI Biopharma Inc.
公表日:2015.02.26 JSR株式会社、シミックホールディングス株式会社とともに米国のバイオ医薬品開発・製造受託会社KBI Biopharma Inc.の買収を決定PDFファイル

 株式会社産業革新機構(以下「INCJ」)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:能見公一)は、JSR株式会社(以下「JSR」)(本社:東京都港区、代表取締役社長:小柴満信)、シミックホールディングス株式会社(以下「シミック」)(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:中村和男)とともに、米国のバイオ医薬品開発・製造受託会社KBI Biopharma Inc.(以下「KBI」)(本社:米国ノースカロライナ州ダーラム、President and CEO:Joseph T. McMahon)を買収することに合意しました。
 出資比率はINCJが44%、JSRが51%、シミックが5%となります。

 バイオ医薬品とは、有効成分がタンパク質由来(抗体、成長ホルモン、インスリンなど)で生成される医薬品です。化学合成で製造する低分子医薬品に比べて効果が高く副作用が少ないという利点があり、医薬品としての普及が期待されています。しかしながら、バイオ医薬品はバイオテクノロジーを応用した生物学的な製造工程において様々な因子の影響を受けることから、開発・製造が困難であり、普及に向けて課題となっています。
 バイオ医薬品市場の成長に伴い、バイオ医薬品の開発・製造受託業が欧米を中心に拡大してきており、日本においてもその普及と発展が期待されています。

 KBIは高度な分析手法開発技術と製造プロセス開発技術を有しており、開発初期段階から製造まで一貫したサービスを、欧米を中心とした大手製薬企業やバイオベンチャーに提供しています。今回の買収により、JSRとシミックが欧米で実績のあるバイオ医薬品の開発、製造及び承認プロセスなどの事業基盤を取り込み、日本及びアジアにおけるバイオ医薬品の開発製造受託サービス、バイオプロセス事業などの事業展開を加速させることが期待されます。

 INCJは今後、社外取締役の派遣などの経営サポートを行っていきます。また、INCJのネットワークを通じた日本のバイオベンチャーや中小製薬企業などとの連携強化により、バイオ医薬品の研究から開発・製造にいたるバリューチェーンが構築され、バイオ医薬品の創薬が推進されることをINCJは期待しています。本投資を通じて、INCJはバイオ医薬品の開発・製造で最先端をいく米国の技術・ノウハウの獲得を支援し、日本のバイオ医薬品産業のさらなる発展に貢献してまいります。
2015.02.26 投資スキーム図(KBI Biopharma Inc.)PDFファイル

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