投資戦略

投資インパクト

当社が個別の投資案件の検討を行う際、「事業計画の実現可能性」と「投資収益性」を客観的に判断すると同時に、「社会に与えるインパクト:投資インパクト」の有無や強弱を判断軸に置いています。

「投資インパクト」については、下図の総論と各論にあるように、その投資案件が持っている社会へのインパクトを 1)次世代産業・新興企業の育成と蓄積、2)既存企業の革新を通じた次世代産業の成長、の二つの視点で、現在から未来にかけて起こすべき変化の実現性を、総合的に判断しています。

この「投資インパクト」は、グローバル経済競争のなかで日本が勝ち残るための基本条件であると考えており、このような「投資インパクト」を実現する企業の先行事例を数多く実現し、またそれに続く日本企業が多数登場することを意図しています。

投資インパクト(総論)

投資インパクト(各論)

  1. 次世代産業・新興事業/企業の育成と蓄積:
    眠る技術・新たな技術がバリューアップされ、事業化される
    • 点在している特許・知財・技術・アイデアが事業化され、収益が上がる
      • ■技術・アイデアの集約や組替
      • ■新しいベンチャー投資・育成モデルの創出
      • ■グローバル展開を可能にする組合せの実現
    • 既存の枠組みを組替えることによる需要・顧客・セクターの創造が起こり、グローバルリーダー企業を創出できる
      • ■企業グループ・技術・アイデア等の枠を超えた発想やその組替えによる非連続なイノベーションの実現
    • 大企業、中小企業、ベンチャー企業との新しい協働ビジネスモデルが生まれ、そこから新しい事業が起こる
    • 上記の動きが拡がることにより、オープンイノベーションを促すリスクマネーが民間から供給され、未来を見据えた知識・技術・人材及びアイデア共有のインフラが整備される
  2. 既存企業の革新を通じた次世代産業の成長:
    バリューチェーン上のポジショニングの転換が起こる
    • ゲームのルールを変革する
      • ■グローバルな標準・規格を取得
      • ■バリューチェーン内のポジショニングを進化
        • ・受注型から企画型へ
        • ・製造プロセス自体のビジネスモデル化
    • 特定セグメントでのグローバルリーダー企業を創出する
      • ■ビジネス戦略の再構築
      • ■グローバルマーケットを牽引できる企業創出
    • 海外現地に根差した事業展開力(営業力・サービスメンテ力)を向上する
      • ■今までとは、違う売り方・収益モデルを体得
      • ■個別企業ごとではなく、プラットフォームとしての営業力(国と国)を強化
    • ローカル企業(含む中小)やグローバルニッチ企業のグローバル展開の実現により、次世代成長産業予備軍の形成が進む
    • 重要技術・基盤技術や重要なセグメントにつき、有効な事業化を図り、競争力を維持